|
・8時15分
岩手大を出発。
獣医師5人、動物看護師2人、学生1人、地域連携センターの首藤先生と運転手さんと陸前高田市へ向けて出発です。
|
|
・12時から14時
陸前高田第一中学校到着.仮設住宅が完成していました。
本部校舎脇に診療車を駐車して、移動診療開始。
皮膚病の犬には食餌・シャンプー療法が必要と思われ、低アレルゲン食とシャンプーボランティアによる訪問サービスを依頼しました。その他、血液採取を行いました。
<高田一中避難所での診療頭数>
犬 : 5頭
相談とフード希望者: 犬4頭、猫3頭
合計:12頭
|
|
・14時25分から16時15分
サンヴィレッジ高田避難所に到着。
ここでは顕微鏡とエコー検査機を用いて、糞便検査や皮膚スクラッチテスト、腹部エコー検査を実施しました。ここでもシャンプーボランティアによる次回の出張サービスについて、避難所運営者と意見交換をおこないました。
また、首藤先生と運営代表者の菅野さんと3人で意見交換をして、大学に対してボランティア活動として望んでいることについてお話してもらっいました。
現在、皆さんが切実に思っているのは、いつまでもこのような支援が続くわけではないので、この先どうやって生活を再建するかというのが、最大の関心事であることが強く示されました。それには長い時間がかかると思われますが、一時的な支援だけではなく、息の長い支援活動が不可欠であると思われました。
<サンビレッジ高田での診療頭数>
犬 : 5頭
猫 : 1頭
合計:6頭
今回は51頭診察した前回から一週間後、そして拠点病院の高橋どうぶつ病院の診療が再開されたということもあり、診療頭数は2箇所合計で診察11頭、フード依頼7頭の計18頭でした。
拠点病院の診療再開が良い結果をもたらしていると考えられ、復興に向けての着実な一歩ではないかと思われました。
その一方で、避難した知人宅で皮膚病の犬を飼っていてシャンプー療法が出来ないでいる人や、個人の避難先で動物を飼っていて困っている人などがまだまだいることも明らかとなりました。シャンプー療法の必要な犬に対しては、今回同行していただいたトリマーボランティアの方々に薬用シャンプーをお渡しして、訪問シャンプーをして貰うこととしました。
|
|
・19時25分
岩手大学動物病院に到着しました。薬品の整理、本日の診療で採取した血液の検査とわんにゃんレスキュー号の車内清掃を行いました。
・21時30分
本日分の業務終了です。
|