| ■担当教官（所属、所在） |
| 渡辺正夫(農学部、2号館2階201号室) |
| ■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
| 農業生命科学科 生物機能科学講座3年次 | 講座科目 選択 | 前期 | 1単位 |
| 農業生命科学科 植物生産学講座4年次 | 講座外科目 選択 |
| ■授業の目標 |
|
生物機能科学の中で特に、植物育種学、分子遺伝育種学に関して講義で学んだことの理解を深め、それらの学問に必要な技術・方法論を実際に、会得することを目的としている。これらの技術は、個体、集団レベルから分子レベルまで、その対象範囲は広範にわたる。そこで、それぞれのレベルでの実験を行い、さらに育種事業の現場を見学し、植物育種の実際を学ぶ。天候等の都合により、計画が前後する可能性があるので注意すること。 |
| ■概要と計画 |
|
第1-2回 人工交配法 第3-5回 組織培養による植物の再分化法について 第6回 東北農業試験場見学 第7-8回 ゲノムDNAの調整法とその確認 第9-13回 DNAの調整、制限酵素の扱い、電気泳動、インターネットによる検索 第14回 東北林木試験場見学 第15回 岩手県生物工学研究所見学 |
| ■教室外の学習 |
|
講義の内容はその都度きちんと理解すること。そのために、不明な点は質問をすること。わからないことをきちんと質問すると言うことを、他の講義でも訓練すること。 植物を相手とするので、履修時間以外でも随時観察や調査を必要とすることがある。 |
| ■教科書、参考書 |
| 参考書として、「植物生産農学実験マニュアル」(日向・羽柴編、ソフトサイエンス社)などがある。 必要に応じて、参考資料を配布する。 |
| ■授業の形式 |
| 実験室、圃場での実験・観察と試験研究機関の見学。 |
| ■成績評価の方式 |
| 出席状況(15%)及び各実験後のレポート(85%)で評価する。 |
| ■履修に当たっての留意点 |
| 「植物育種学I、分子遺伝育種学」を履修しておくこと。 |