森林科学総合研修

担当教官(所属、所在)
森林科学講座教官(農林環境科学科森林科学講座)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 森林科学講座3年次
講座科目
必修
前期1単位

授業の目標
森林および林業・林産業の現場を見学し、これらが直面している問題を直接学びとることにより、大学で森林科学を学ぶ意義を確認すること、および大学での研究テーマを自ら発掘することを目的として行なわれる。研修は、原則として3泊4日の予定で行われ、県内・外の林業地、木材生産の現場、加工施設などの現地での見学が主体となる。

概要と計画
見学対象地は、年度によって異なるが、北海道、東北、中部あるいは近畿地方において多様な目的に沿って管理された森林、木材の生産・流通・加工の現場、森林レクリエーション利用のサイト、治山工事の現場などである。年度ごとに見学対象地が異なるため、その地域に合わせた計画が作られる。授業は、あらかじめ準備された資料に基づいての予備的なガイダンス、見学地での説明・質問・討論によって行なわれる。

教室外の学習
見学終了後、数名のグループごとに学内で報告会を実施するので、事前に見学地についての予習を十分に行っておくこと。

教科書、参考書
見学地に関する資料が準備される。

授業の形式
現地見学、見学地での説明・質問・討論によって行なわれる。

成績評価の方式
現地見学終了後に実施される報告会での発表(40点)およびあらかじめ設定された課題についてのレポート(60点)の合計により評価する。

履修に当たっての留意点
現地見学は3年次前期の夏期休業中に、計画された日程に基づき実施される。