森林測量学 I

担当教官(所属、所在)
立川史郎(農林環境科学科森林科学講座、2号館3階310号室)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 森林科学講座2年次
講座科目
必修
前期2単位

授業の目標
森林を調べる上で、森林の存在する土地の形状すなわち地形や境界線、面積などを把握することが欠かせない。このような地表面の幾何学的な特徴を調べるための技術として測量学がある。本授業では、森林科学分野における基礎技術学の1つとして、一般測量技術に関する基礎的知識を習得することを目標とする。

概要と計画
指定した教科書に準拠しながら、距離測量から水準測量まで、各種の一般測量技術について講義する。
 第1回〜第2回  概論
 第3回      測量学における誤差論
 第4回      距離測量
 第5回〜第7回  平板測量
 第8回〜第9回  コンパス測量
 第10回〜第12回 トランシット測量
 第13回     経緯距法
 第14回〜第15回 水準測量

教室外の学習
随時、小テストを行なうので、それまでの授業内容について良く予習しておくこと。

教科書、参考書
”測量(1)”(丸安隆和著、オーム社)を教科書として使用する。

授業の形式
OHPと黒板を用いて講義する。随時、講義資料も配布する。

成績評価の方式
出席状況(20点)、小テスト(30点)および期末試験(50点)の合計による。

履修に当たっての留意点
授業内容を理解する上で実際の実習が欠かせないので、本授業と併行して開講される「森林測量学実習T」(必修)を必ず受講すること。質問は授業中、その他は教官研究室で随時受け付ける。