地域おこし論

担当教官(所属、所在)
岡田秀二(農林環境科学科)
広田純一(農林環境科学科)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域マネジメント学講座3年次
講座科目
必修
前期2単位

授業の目標
授業の目標・概要
 地域マネジメント学のひとつの収斂先は各地域において、あるいは各市町村等において地域づくり、村おこしを実践することである。
 この科目では、これまで村おこしの実戦に向けて基本となる、また関連する広い分野の理論的・政策的学習を、改めて地域の村おこしという視点から再整理することを目標としている。
 これまでの各履修科目を地域というものに近づけて捉えるため、理論的・政策的整理を改めて行う一方、山村とか農村とか漁村とかの地域特性を踏まえた対応が出来るよういわば各地の村おこし実践者から、地域づくりの実際について講義を受けるとともに、時には現場にも訪れて体験的にも受け止められるような学習が目指される。その上に改めて村おこし論としての一般的な計画手法や実践手法について、まとめ的講義が用意される。

概要と計画
授業計画
1回目 地域づくり論(運動)の歴史と特徴
2回目 村づくりの運動のバラエティ
3回目 村づくりと未来社会

4回目 村づくり実践(1)
5回目 −ニュービジネスと村づくり−

6回目 村づくり実践(2)
7回目 −地域文化と村づくり−

8回目 村づくり実践(3)
9回目 −山村の村おこし−

10回目 村づくり実践(4)
11回目 −コミュニティの形成と村づくり−

12回目 村づくりの計画論
13回目 村づくりの実践編
14回目 村づくりの人々

教室外の学習

教科書、参考書
テキストは使用せず、プリントで行う。
参考図書としては「農業白書」「林業白書」「環境白書」等がある。

授業の形式
常に新しい情報を配布し、時代を先取りして行くように講義が工夫されている。

成績評価の方式
学期末のペーパー試験(100点)で評価する。

履修に当たっての留意点
農林業、森林、農山村、地域社会、村おこし等を扱った新聞記事やテレビ番組に積極的に関心を持つこと。