動物行動学

担当教官(所属、所在)
内藤善久(臨床獣医学、獣医学科3号館2階)
非常勤講師(未定)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科5年次学科共通科目
必修
後期1単位

授業の目標
授業の目標と概要
 本講義では、獣医学が対象としている様々な動物種をすなわち産業動物・伴侶動物・実験動物・野生動物などを取り上げ、それぞれに共通した動物行動学の発達と進化・行動の起こる仕組み、行動生態学の基礎をなす適応度の概念など、動物行動学の基本的な概念について紹介する。

概要と計画
講義の内容
1.動物行動学の歴史と目的
2.行動の起こる仕組み
3.行動の進化と遺伝
4.摂食・排泄行動
5.育子行動
6.異常行動と問題行動

教室外の学習

教科書、参考書
「動物行動治療学」B.L.Hart&L.A.Hart著(石田卓夫監訳)学窓社、「犬と猫の行動学」C.Thorne編集(山崎恵子、鷲巣月美訳)インターズーなどを参考書として用いる。教科書は後日提示する。

授業の形式
教科書あるいはプリントを中心にスライドおよびOHPなどを用いて講義する。

成績評価の方式
期末試験の結果と出席状況を基礎に、80点以上をA、70点以上をB、60点以上をCとして判定する。60点以下のものについては再試験を1度実施する。

履修に当たっての留意点
基礎獣医学のしっかりした履修はもちろんのこと、幅広い生物学の知識が必要である。