■担当教官(所属、所在) |
中舘興一(非常勤講師) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科1年次 | 学科共通科目 選択 | 後期 | 2単位 |
■授業の目標 |
農業生命科学の実践に際して水溶液化学、電気化学と応用し、発光ならびに吸光光度法などを利用するための基礎事項を学ぶ。 |
■概要と計画 |
大学初年級向けの無機化学入門書「基礎無機化学」に準拠し、その3分の2約100ぺージ分を下記授業計画によって学習する。内容項目は厳選されており、自学自習によってさらに成果が上がるものと期待される。第 1 回 原子と元素、同位体 第 2 回 原子核の崩壊、元素の地殻存在度 第 3 回 水素の発光スペクトル、原子モデル 第 4 回 原子の電子配置、元素の周期性 第 5 回 金属の性質、イオン化エネルギー 第 6 回 イオン半径、AXの結晶構造 第 7 回 イオンの水和エネルギー、溶解度の規則性 第 8 回 濃度の表示方法、溶解度積 第 9 回 ブレンステッドの酸塩基、水のイオン積 第 10 回 酸塩基の解離度定数、pKaとpKb 第 11 回 塩の加水分解、緩衝溶液 第 12 回 酸化還元の定義、半反応 第 13 回 標準水素電極、標準電極電位 第 14 回 濃淡電池、ネルンストの式 第 15 回 試験 |
■教室外の学習 |
教科書、参考書等により、授業の進行に見合った自学自習を期待する。また、テーマを示し、レポートの提出を課する。 |
■教科書、参考書 |
教科書「基礎無機化学」一国雅巳著 裳華房 参考書「肥料の来た道帰る道」高橋英一 著 研成社 「リン」 井上勝也 監修 金澤孝文 著 研成社 |
■授業の形式 |
教科書を中心とした講義形式 |
■成績評価の方式 |
授業後の小テスト、レポートの提出、期末試験、出席等の総合評価 |
■履修に当たっての留意点 |
授業への参加を重視する。したがって毎回出席をとる。 |