■担当教官(所属、所在) |
遠藤元庸(農業生命科学科、5号館3階) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 植物生産学講座2年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
農業生命科学科 生物機能科学講座2年次 農林環境科学科 地域マネジメント学講座年次指定無し | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
本講では蔬菜園芸学全般にかかわる基礎的、かつ重要と考えられる事項に主眼をおいて概説する。蔬菜の生産上の問題点、品種や作型(栽培型)の分化、環境適応性、生長と発育などの講義を通じて、実際栽培上あるいは周年生産上の意味について理解することを目標とする。 |
■概要と計画 |
第 1回 主要参考書の紹介、蔬菜園芸の定義と特性 第 2回 蔬菜園芸の特性、蔬菜の食品価値 第 3〜4回 日本の蔬菜の歴史と生産の現状と特徴、問題点 第 5回 日本の蔬菜の種類と分類 第 6回 蔬菜の品種、品種の分化と成立 第 7〜8回 主要蔬菜の品種分化、果菜類と葉根菜類 第 9回 蔬菜の作型の定義と作型分化 第10〜11回 主要蔬菜の作型分化、果菜類と葉根菜類 第12〜13回 蔬菜の環境適応性、生長と発育 第14〜15回 蔬菜栽培上の基礎、育苗と肥培管理 |
■教室外の学習 |
・講義で紹介する副読本や専門書、専門雑誌などをできるだけ、学習する。 ・ 蔬菜花卉園芸学実験や農場実習を受講、あるいは生産農家の栽培現場や日常的に量販店の野菜売り場などの見学を通じ、各種の蔬菜園芸植物を実際に見聞、あるいは接することにより理解を深める。 |
■教科書、参考書 |
テキストは使用しない。授業の副読本として、“蔬菜園芸学”(伊東 正ほか共著、川島書店)ほか 2冊を推薦するが、一部は図書館に所蔵。 |
■授業の形式 |
講義の内容ごとに資料として関連する図表を配布し、板書しつつ、資料を参考に講義を行う。必要に応じて講義に関連する写真を回覧する。 |
■成績評価の方式 |
期末試験の成績に出席率を考慮して評価するが、レポ−トにより評価する場合もある。出席率2/3未満の場合は、試験やレポートの成績にかかわらず単位の認定は保留にする。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席は毎時間とる。質問は授業中、そのほかは教官室で随時受け付ける。 |