■担当教官(所属、所在) |
西澤 直行(農業生命科学科・食品健康科学講座、4号館3階) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 食品健康科学講座4年次 | 講座科目 選択 | 前期 | 2単位 |
■授業の目標 |
この講義では、実験結果から論文を書く事、研究発表と云う事はどう言う事なのか、ビジネスドキュメント(書類)の作り方、科学論文の書き方入門、文献の探し方、また分りやすいプレゼンテ-ションの仕方を身に付ける。 |
■概要と計画 |
〈 主な授業の流れ 〉--->実験結果を論文にまとめる事とは(論文の書き方入門)----> 文献を探す(オンライン文献検索・ホ-ムペ-ジ文献検索・最新文献情報検索)--->実験デ-タの整理(イラスト, グラフの作り方・表の作り方)--->論文の書き方の基本(英文ワ―プロ実習)--->インタ-ネット実習(英文をカナダ, アメリカに送り, 直して送り返してもらう)--->インタ-ネット実習(英文をカナダ, アメリカに送り, 直して送り返してもらう)---> 学会発表講演要旨の作成---> 研究発表の実習 上記に示した授業の流れに沿って授業を行う。まず、この講義の最終目標である科学論文の書き方の入門を中心に講義、実習をします。まず、とにかくパソコンに慣れます。研究を進めたり結果を論文にまとめるうえで最新の研究情報を研究者はいかにして入手しているのか、オンライン及びホ-ムペ-ジ文献検索を、更に文献目次速報検索の実習もします。美しいスライド、イラスト、OHPの作リ方を学びます。英文ワ−プロを実習して、インタ-ネットを介したnative speakerによる英文校閲や世界の研究者とのコミュニケ-ションを経験します。最後に、学会研究発表の要旨の作り方、発表の実習をします。 |
■教室外の学習 |
学内で開催される学会の支部会や講演会に積極的に参加して、発表の内容はもちろん、そのプレゼンテ-ションの仕方を批判的に学習すること。また、自分自身の研究内容を深めて積極的に学会で発表するようにし、より良いプレゼンテ-ションの仕方を修得すること。さらには、国際学会での研究発表を実現させること。 |
■教科書、参考書 |
化学(1990)45(4)「上手なプレゼンテ-ション」 「上手なプレゼンテ―ションのコツ」"化学"編集部 編, 化学同人 化学(1997)52(3)「学会デビュウ-マニュアル」 化学(1997)52(4)「先輩が教えるヒントとノウハウ」 |
■授業の形式 |
講義は, 主にパソコンを使って行い、文書を書き、逐次質問発言、討論を求めて、デ-タのまとめ方やプレゼンテ-ション、講演要旨作成を実習する。 |
■成績評価の方式 |
日常点50% [出席(2/3未満の者には単位を与えない)]と実習結果報告書の提出50%(実習の内容を理解して論理的に整理しているか)の合計で評価する。従来の漫然とした受講ではいけません。 |
■履修に当たっての留意点 |
とにかく、積極的に興味を持つことです。 |