| ■担当教官(所属、所在) | 
| 東 淳樹(地域環境デザイン学講座 1号館409号室) | 
| ■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 | 
| 農林環境科学科 地域環境デザイン学講座2年次  | 講座科目 選択  | 後期 | 1単位 | 
| ■授業の目標 | 
| 身近な環境において生物生息空間の保全や創出(デザイン)が求められており,理論研究,実践ともに近年活発に行なわれてきている.この科目では,「地域生態系保全論」,「農村環境デザイン学」,「地域景観保全論」とあわせて,景観のさまざまな構造と機能について学ぶとともに,野外実習を取り入れることで関連科目における理論の理解を深める.地域生態系において,「いきもの」のすめる環境づくり,まちづくりのために必要な生物と環境との関係について理解し,技術者のための生態的素養を修得することを目標とする. | 
| ■概要と計画 | 
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生物生息空間(ビオトープ)の保全と創出について基本的な考え方について,講義と野外実習をまじえて進めていく.野外実習では班編成を行ない,班ごとに調べた生物生息空間についてプレゼンテーションを行なってもらう. 第1〜2回 生物生息空間(ビオトープ)の基礎 第3〜6回 地域生態系におけるビオトープの実例紹介 第7〜9回 身近なビオトープの種組成 第10〜12回 ビオトープの保全と創出の理論 第13〜15回 身近なビオトープの調査結果発表  | 
	
| ■教室外の学習 | 
| ふだんから身近な自然に親しみ,ビオトープについての理解を深め,最終発表にその成果を盛り込むこと.生態学の専門用語については,あらかじめ図書館等で予習しておくこと.調査結果をまとめてプレゼンテーションする準備を行なうこと. | 
| ■教科書、参考書 | 
| 随時,資料を配布する. | 
| ■授業の形式 | 
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講義形式の場合,ビデオプロジェクター,OHPを用いる. 野外実習の場合,現地で指導を受け,調査結果をまとめ発表する.  | 
	
| ■成績評価の方式 | 
| 出席率と理解度は強く相関すると考えられるため,出席率を最重視する.出席率に60をかけ,レポート,成果発表を40点満点とし,それらをあわせて評価する. | 
| ■履修に当たっての留意点 | 
| 野外実習ができる服装で臨むこと.農学のための生物学を履修しておくことが望ましい. |