構造力学

担当教官(所属、所在)
藤居宏一(農林環境科学科地域環境デザイン講座、1号館308号室)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域環境デザイン学講座2年次
講座科目
必修
後期2単位
農林環境科学科
 森林科学講座年次指定無し
講座外科目
選択

授業の目標
土木工学の必須の学である。応用力学や応用数学を基礎に,力学の考え方を学ぶとともに,構造物の基本要素である梁や柱,それらを組合せた骨組構造物(トラス、ラーメン)に関する理論や解析手法を理解することを目標とする。             

概要と計画
応用力学に続いて,梁や柱及びそれらを組合せ た卜ラスやラーメンなどに関する理論や解析手法を扱う。外力が作用する構造物の断面力《軸力,剪断力,曲げモーメント》や変形の解析法を講義する。    
   第1回     応用力学の復習
   第2回     静定梁の力学(補遺)
   第3回     梁の応力とたわみ
   第4回〜6回  不静定梁(固定梁,連続梁など)
   第7回     偏心荷重を受ける短柱
   第8回     長柱の座屈
   第9〜10回  トラス
   第11〜13回  ラーメン(たわみ角法)
   第14回  有限要素法の概要,他
   第15回  期末試験

教室外の学習
応用力学の復習,プリントの演習課題および教科書の練習問題を解く。

教科書、参考書
教科書:構造力学(伊藤冨雄,国民科学社) 2,800円
教 材:プリント


授業の形式
講義を主とし,小テストを併用して理解を深める。

成績評価の方式
期末試験(60〜50%)と小テストの成績(40〜50%)に出席状況を勘案し,60%以上を合格とする。

履修に当たっての留意点
知識の記憶もさることながら,理論の理解が求めらる。
事前に履修すべき科目:応用力学,応用数学