■担当教官(所属、所在) |
小林晴男(獣医学科) 原 茂雄(獣医学科) 冨澤伸行(獣医学科) 佐藤 至(獣医学科) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
■授業の目標 |
獣医師法の改正により,獣医用X線診断装置の取り扱いが規制され,技術・防護について解説する。γ線,軟β線の標識を正しく取り扱い,GMカウンター,γカウンター,液体シンチレーションカウンターを用いて測定する。 |
■概要と計画 |
臨床実習においては学生を2班に分けて大・小動物でローテーションする。大動物用およびポ-タブルX線診断装置を用いて行う。放射線防護に関する諸規則及びRIの取り扱い法を説明し,RI総合実験室において実験し,得られたデータを解析する。諸カウンターの原理,使用法などを説明する。 第1〜2回 大動物のX線撮影と読影法1,小動物のX線撮影法 第3〜4回 大動物のX線撮影と読影法2,よいX線写真の撮影法(小動物) 第5〜6回 大動物胸腹部X線透視診断法,よいX線写真の撮影法(小動物) 第7回 総括討論 第8回 GMカウンターによるβ線の測定 第9回 シンチレターによるγ線の測定 第10回 γ線エネルギーの解析処理 第11回 演習問題 第12〜13回 液体シンチレーション実習 |
■教室外の学習 |
必要な図書を参照してレポートを作成する。 |
■教科書、参考書 |
教科書は特に使用しない(自作資料)。 参考書として家畜外科学(幡谷正明ら,金原出版),家畜外科診療(黒沢亮助ら,養賢堂),獣医放射線学概論(松岡 理,文永堂)。 |
■授業の形式 |
出席を取る。 |
■成績評価の方式 |
試験は実施しない。レポートを各自提出する。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席を重視する。RI総合実験室で実習を行う場合は,コンタミは絶対に許されないので,取り扱い法を正しく遵守する。 |