■担当教官(所属、所在) |
品川邦汎(獣医学科、3号館4階) 佐藤成大(岩手医大・細菌) 中根明夫 (弘前大・医・細菌) 見上 彪(日大・獣医公衆衛生) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
獣医学科3年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
■授業の目標 |
病原気生物等の外来異物(抗原) に対して、生体の機構によって獲 得・発現される感染防御、さらに広 汎な生物現象及び病気の発症や進展 に関与する免疫について基礎的事項 を学習する。具体的には、免疫機 構、抗原・抗体、補体、感染防御、 アレルギー反応、免疫応答等について講義する。これにより、動物及び ヒトの疾病・感染症との関わりなど を学習する。 |
■概要と計画 |
講義には”獣医微生物学,見上 彪編”の第4章免疫学および”微生物 学、森良一ら著”の第2章免疫学を中 心に講義する.免疫と免疫機構、免 疫応答などについて疾病との関わり を説明し、免疫学の重要性を実際例 をあげて概説する。 授業計画 第1回 免疫の概念 第9回 免疫応答-1 第2回 免疫と免疫反応-1 第10回 免疫応答-2 第3回 免疫と免疫反応-2 第11回 寛容と自己免疫病 第4回 抗原と抗体-1 第12回 移植免疫・主要免疫 第5回 抗原と抗体-2 第13回 ワクチンと抗血清療法 第6回 補体系 第14回 免疫学的試験法 第7回 細胞性免疫 第15回 免疫学的試験法の手技 第8回 過敏症 |
■教室外の学習 |
予習、復習を行うこと。レポートをはたす場合もある。 |
■教科書、参考書 |
教科書:獣医微生物学(見上 彪編,文永堂出版) 参考書:新編獣医微生物学(梁川 良ら著)、微生物学 第6版(森良一ら著) |
■授業の形式 |
動物およびヒト(医科大学の非常勤講師依頼)の疾病例 等を紹介しながら免疫の仕組みを講義する。スライドも併用する。 |
■成績評価の方式 |
学期末のペーパーテスト(100点)を主体に評価するが,授業に関連する課題についてレポート提出させ,それも参考にする. |
■履修に当たっての留意点 |
出席を毎時間とる.教科書の記載以外で講義した重要事項についても学習する.質問は随時受け付ける. |