植物ウイルス学

担当教官(所属、所在)
吉川信幸(農業生命学科 生物機能科学講座、2号館3階307号室)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 生物機能科学講座3年次
講座科目
選択
前期2単位
農業生命科学科
 植物生産学講座年次指定無し
講座外科目
選択

授業の目標
植物ウイルス病に関して、まず病原ウイルスの基本的性質(ウイルスの構造と機能、感染と増殖、伝搬様式と発生生態)を解説し、続いて各種植物ウイルス病の診断と防除など応用分野を解説することにより、植物ウイルス学全般について理解してもらう。

概要と計画
講義は、I.病原論(植物ウイルスの分類、構造と機能、 精製と定量)、 II.感染・病理論(ウイルスの感染と増 の伝搬様式と発生生態)、IV.防除論(植物ウイルスの診 断と防除)からなる。
 
 第1回 植物ウイルスの研究       第8回 植物ウイルスの感染と増殖
 第2回 植物ウイルスの種類と分類    第9回 ウイルスの病原性と植物の抵抗性
 第3回 植物ウイルスの構造と機能(1) 第10回 植物ウイルスの伝搬様式  
 第4回 植物ウイルスの構造と機能(2) 第11回 植物ウイルスの発生生態  
 第5回 植物ウイルスの構造と機能(3) 第12回 植物ウイルスの検出と診断(1)
 第6回 植物ウイルスの精製と定量    第13回 植物ウイルスの検出と診断(2)
 第7回 中間試験            第14回 植物ウイルスの防除

教室外の学習

教科書、参考書
テキスト:指定しない。
教材  :講義資料(プリント)を配布する。
参考書 :「新編植物ウイルス学」(平井篤造ら著、養賢堂、1988年)
「原色/作物ウイルス病事典(土崎常男ら編、全国農村教育協会、1993)

授業の形式
講義を主体として行う。中間試験を行う。

成績評価の方式
中間試験(50点)と学期末試験(50点)の合計で成績評価を行うが、授業への出席数も評価の対象とする。

履修に当たっての留意点
質問は授業中以外にも随時受け付けるので、疑問な点は遠慮しないで質問に来ること。試験には参考書、ノートの持ち込みは不可。