食用作物学 II

担当教官(所属、所在)
 未 定 ( 選考中:農業生命科学科植物生産学講座、2号館1階)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 植物生産学講座3年次
講座科目
選択
後期2単位

授業の目標
 イネ以外のイネ科穀類,マメ類およびイモ類の個々の食用作物について,作物栽培および生産に関する基礎的知識を涵養する.具体的な例として,個々の作物の生理・生態・形態的特性を把握させ,栽培上の留意点およびその利用に関する基礎を講義する.

概要と計画
 本講義には,主として石井龍一編”作物学各論”を用い,イネ科穀類(イネ以外),マメ類およびイモ類について講義する.

 はじめに,個々の作物の起源と伝播,生産状況および問題点を概説し,さらに,各作物の形態的特徴と生理・生態的特徴,品種および栽培,品質と用途について講義する.

第1〜2回: コムギ;
         ・コムギの分類と起源および生産状況
         ・コムギの形態的特徴および生理・生態的特徴.
         ・コムギの栽培および品質と用途.

第3〜4回: オオムギ,エンバクおよびライムギ
第5〜7回: トウモロコシおよび雑穀
第8回  : ソバおよび他の擬禾穀類
第9〜10回: ダイズ
第11〜12回: 他のマメ類
第13〜15回: イモ類−バレイショ(ジャガイモ),カンショ(サツマイモ)−    


教室外の学習
 本講義では,配布したプリントを中心に講義をすすめるが,石井龍一編の”作物学各論”その他多数の参考書・専門書が出版されているので,予習・復習を十分して欲しい.


教科書、参考書
 作物学各論       : 石井龍一編,朝倉書店,3,800
 新編 食用作物      : 星川清親著,養賢堂 ,4,900
 作物学(U)
 −工芸・飼料作物編− : 石井龍一編,文永堂出版,4,000
 作物学事典       : 日本作物学会編,朝倉書店,18,000
 その他

授業の形式
 テキストを使用し,足りない部分および新しい情報については別途作成した資料をもとに講義をすすめる.

成績評価の方式
 講義内容に関連する2〜3回の小テストと学期末試験および出席点をもとに評価する.なお,評価は理解度を重視する.

履修に当たっての留意点
 出席は原則として毎時間とる.質問は授業中,その他は教官室(2号館)で随時受けつける.