■担当教官(所属、所在) |
竹原明秀(人文社会科学部) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
全学科年次指定無し | 学部専門基礎科目 選択 | 前期 | 2単位 |
■授業の目標 |
多様な生物を理解していくための一つのステップとして必要となる生物分類学・系統学・形態学の基礎的な一面を解説し,生物(主に植物)を理解していくための場を与えたい。 |
■概要と計画 |
生物学の基本的な知識として,生物の命名法,図鑑の使用法などを述べ,分類群ごとに構造や機能の特徴,生態系における役割などを解説していく。さらに植物の体制や構造を細胞−組織−器官ごとに述べ,生活環とは何かを概観していく。 第 1回 多様な生物 第 2〜 3回 生物の名称 第4〜 7回 生物の系統(モネラ界・原生生物界・菌界・植物界・動物界) 第 8〜12回 高等植物の体制・構造(シュート・茎・根・葉・花・果実) 第13〜14回 植物の生活環・繁殖・性 第15回 試験 |
■教室外の学習 |
事前にプリント等を配布するため,参考書などを用いて事前に予習すること。 |
■教科書、参考書 |
テキスト:使用しない。 教 材:配布プリント 参 考 書:リン・マルグリス「図説・生物界ガイド五つの王国」(日経サイエンス社) 岩槻邦男・馬渡峻輔「生物の種多様性」裳華房 岡田博・植田邦彦・角田康郎「植物の自然史」(北海道大学図書刊行会) などがあり,講義時にも紹介する。 |
■授業の形式 |
講義形式 |
■成績評価の方式 |
・出席することが前提で,出席率2/3未満のものには試験を受ける権利を与えない。 ・評価はレポート20%,試験80%の合計で,理解度が60%以上をもって合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
特になし。 |