草地学実験

担当教官(所属、所在)
築城 幹典・雑賀 優
(農業生命科学科、3号館1階)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 植物生産学講座3年次
講座科目
必修
前期1単位

授業の目標
 草地学関連授業の講義内容について、実験により理解を深めるとともに、実験で得られたデータをコンピュータを用いて統計解析することにより、コンピュータの利用法を身につける。

概要と計画
 草地の実験圃場で牧草飼料の採取を行い、飼料調整後酵素法によって消化率の分析を行う。草種による消化性の相違を、ネットワーク経由でワークステーション上の統計解析プログラムを用いて解析する。牧草種子の発芽試験を国際種子検査規定にしたがって調査し、同様に統計解析を行う。
第1回 実験内容の説明
第2回 実験圃場での牧草飼料の採取と草種の分類
第3回 牧草の飼料調製と分析方法の説明
第4回 牧草飼料の消化性評価実験
第5回     〃
第6回 統計解析プログラム利用法の説明
第7回 SASを用いた統計解析
第8回     〃
第9回 発芽率試験方法の説明
第10回 牧草種子の発芽試験
第11回    〃
第12回    〃
第13回    〃
第14回 試験結果の検討会
第15回 予備日

教室外の学習
 野外での植生調査を行う。

教科書、参考書
 必要に応じて資料を配付する。

授業の形式
 実験室での実験に加え、情報処理演習室でのコンピュータ実習を行う。

成績評価の方式
 レポート、履修態度、出席点で評価する。

履修に当たっての留意点
 出席は毎回とる。圃場での調査には作業着が望ましい。
 配付した資料は毎回持参すること。