地域マネジメント学基礎 I

担当教官(所属、所在)
地域マネジメント学講座全教官

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域マネジメント学講座2年次
講座科目
必修
後期2単位

授業の目標
 この授業では,地域マネジメント学が対象とする様々な現場を見学する。各現場が抱える課題とその解決のための方策を,それらに取り組む人々から直接聞くことを通じて,地域マネジメント学を学ぶ意識を高めるとともに,教室での知識を臨場感をもって定着させることを目的とする。

概要と計画
 基本的に、スクールバスによる半日の学外見学とする。各回ごとに1人の教官が引率し,それぞれの担当の現場を見学する。ただし、教室での実習形式での授業も含まれる。
 見学の内容は、講座で毎年度検討し、プログラムを決定するが、参考までに平成13年度の例を挙げれば下記のとおり。

・小岩井農場(山林経営の見学と森林風致研究の紹介)
・ 盛岡市西松園自治会(住民参加による公園づくり)
・ 遠野木工団地(流域管理システム化の林業・林産業振興)
・ 網張温泉奥地産業道路中止地点(地域における自然保護運動)
・ 県林業技術センター(林業技術研究の現状)
・ 花巻農業改良普及センター(県による農業普及事業)
・ ビジネス・シミュレーション実習(視聴覚演習室)

 
 

教室外の学習
見学先についての事前の予習と事後の復習が不可欠である。

教科書、参考書
見学先についての資料を配付する。

授業の形式
現地見学、現場での質疑・討論。毎回レポートを課す。

成績評価の方式
出席点(授業への積極的参加の評価を含む)50%、レポート50%。

履修に当たっての留意点
見学先での積極的参加(質問等)が求められる。また、現場では学生としてふさわしい態度を心がけること。