分子昆虫学

担当教官(所属、所在)
鈴木幸一 (農業生命科学 生物機能科学、2号館4階402号室)
安  嬰 (農業生命科学 生物機能科学 、2号館4階402号室)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 生物機能科学講座3年次
講座科目
選択
前期2単位

授業の目標
 近年,分子生物学的手段により,生物学の大きな発見が昆虫を素材として発表されている.
 それらの成果は,生命の普遍的原理から昆虫という生物の特殊性を説明するまでに至っている.これらの昆虫から発信されるサイエンスとしてのトピックスを学ぶ.

概要と計画
授業の概要

 昆虫機能利用学(応用昆虫学,昆虫機能利用学と共通)およびNature,Science等を参考にしながら,最近のトピックスを各テーマごとに紹介する.

授業計画

第1回 昆虫ホルモン(1)
第2回 昆虫ホルモン(2)
第3回 昆虫の生体防御システム(1)
第4回 昆虫の生体防御システム(2)
第5回 昆虫の染色体と性(1)
第6回 昆虫の染色体と性(2)
第7回 昆虫の生物時計(1)
第8回 昆虫の生物時計(2)
第9回 昆虫のホメオボックス(1)
第10回 昆虫のホメオボックス(2)
第11回 昆虫の寿命(1)
第12回 昆虫の寿命(2)
第13回 昆虫の学習記憶(1)
第14回 昆虫の学習記憶(2)
第15回 予備

教室外の学習

教科書、参考書
教科書:昆虫機能利用学(鈴木幸一他共著,朝倉書店,4,500円)
    その他の科学雑誌

授業の形式
講義形式で,教科書以外に必要な図表などは別途配布する.

成績評価の方式
期末試験の成績と出欠で評価する.

履修に当たっての留意点
学問研究とその将来への好奇心が強いこと.