| ■担当教官（所属、所在） |
| 小森貞男（農業生命科学科植物生産学講座、農2号館302号室、電話6119） |
| ■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
| 農業生命科学科 植物生産学講座2年次 | 講座科目 必修 | 後期 | 2単位 |
| ■授業の目標 |
| 我が国で生産される主要な果樹を対象に、それらの来歴、品種、生理生態的特性等について講義し、「果樹園芸学汎論」で修得した基礎的知識をさらに深化させるとともに、各果樹の生産場面における栽栽培技術的特徴や問題点を認識し、応用学問としての理解を深める。また、各樹種の研究の現状についてもふれる。 |
| ■概要と計画 |
|
対象とする果樹は落葉果樹が主であるが、常緑果樹のカンキツ類、ビワおよび熱帯果樹についても講義する。東北の主要果樹であるリンゴを詳細に検討する。内容は、各樹種の原産地、生産の現状、形態、生理生態的特性、育種、品種、果実の特徴、整枝せん定、収穫・貯蔵、病虫害等である。講義計画は以下のとおり。 第１回〜第４回：果樹共通の事項 第５回〜第６回：リンゴ 第７回〜第８回：ニホンナシ・チュウゴクナシ・セイヨウナシ 第９回：核果類（モモ・スモモ・ウメ・オウトウ） 第10回：カキ 第11回：ブドウ 第12回：クリ・キウイフルーツ・ブルーベリー・イチジク・ビワ等 第13回：カンキツ類 第14回：熱帯果樹 第15回：試験 |
| ■教室外の学習 |
| 身の回りにある果樹に関心を持つこと。 |
| ■教科書、参考書 |
| 教科書は特に指定しない。授業は独自に作成したプリントを用いる。「果樹園芸（第2版）」（志村勲他、文永堂出版）を参考書とする。学生用図書として図書館に所蔵あり。 |
| ■授業の形式 |
| 講義用プリント、OHP、スライドを使用して講義する。 |
| ■成績評価の方式 |
| 学期末の試験で評価を行う。出席率も評価の参考にする。 |
| ■履修に当たっての留意点 |
| 出席をとる。 |