■担当教官(所属、所在) |
庄 野 浩 資 (農林環境科学科) 前 田 武 己 (農林環境科学科) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
全学科1年次 | 学部専門基礎科目 選択 | 後期 | 1単位 |
■授業の目標 |
科学事象を複眼的に理解するためには,物理の基礎知識を習得することが必要である。本演習では,物理学への理解と関心が多様におよぶ学生の受講を前提として,物理系専門科目を履修していく上で,必要とされる物理学の基礎学力を養成することを目標とする。 |
■概要と計画 |
全範囲から大学教養課程物理の範囲の演習を行う。特に,SI単位,力と運動,熱力学,波動,電気について重点的に行う。さらに,これらの知識を専門科目へ応用できるよう,専門科目に対応した例題も含めて演習を行う。 第1回 SI単位系 第2・3回 運動の法則 第4・5回 エネルギー保存則 第6回 重心・モーメント 第7回 固体の弾性 第8〜10回 熱力学 第11・12回 波動 第13・14回 電気と電流,電磁気 第15回 評価 |
■教室外の学習 |
予習・復習のほか,授業内容の理解を深めるため,教科書ならびに授業期間中に配布する練習問題に習熟すること。 |
■教科書、参考書 |
教科書:高校の「物理」の教科書。 参考書:@専門基礎科目「物理」または「農学のための物理学」の教科書 A小出昭一郎:物理学(三訂版),裳華房など |
■授業の形式 |
重点事項の解説と基礎的な問題を解く演習を組み合わせて行い,全員が必要な基礎学力を身につけるよう留意する。 |
■成績評価の方式 |
学期末のテスト(60%),授業時に課したレポート(20%)及び出席状況(20%)で評価し,60%以上を合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
・「物理学」,「農学のための物理学」を履修しておくことが望ましい。 ・出席を毎時間とる。理解不十分の者は,授業時間内外ともに担当教官と積極的に接触し,基礎学力の向上に努めること。 ・特に,高校で物理学を学習していない学生は,履修したほうが望ましい。 |