■担当教官(所属、所在) |
平 秀晴、山下哲郎(農業生命科学科、4号館204号室) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 植物生産学講座2年次 動物科学講座2年次 | 学科共通科目 選択 | 前期 | 2単位 |
農業生命科学科 生物機能科学講座2年次 食品健康科学講座2年次 | 学科共通科目 必修 |
■授業の目標 |
分析化学の目的は物質の化学組成を定性的、定量的に識別するための方法、 理論を確立することを目的にしている。 その応用の多面性から、農学、薬学、医学の諸分野の進展に重要な役割を果たしている。分析化学を習得するにあたっては、実際の応用面を理解するために、基礎となる化学反応、とくに溶液内の化学反応の説明に重点をおく。 |
■概要と計画 |
分析化学の講義は“分析化学反応の基礎”を用い、最初に化学反応式で示された量的関係の理解を確実にしてもらう。分析化学実験とほぼ平行して講義が進められているので、実験内容(重量分析、容量分析)の理論及び意義を理解させるようにしている。また近年開発されつつある新しい分析法についても説明を加える様にしている。 第1回 序論 化学量論 第2回 容量分析 第3回 重量分析 第4〜6回 化学平衡概説 第7〜9回 酸塩基平衡 第10〜12回 錯形成反応 第13〜15回 酸化還元平衡 |
■教室外の学習 |
講義前に、講義の目的や方向を教えるので、講義前に教科書に目を通して来て欲しい。また講義の時プリントを配付するので、復習の時に役立てて欲しい。講義で不明な点があれば随時質問を受け付けます。 |
■教科書、参考書 |
“クリスチャン分析化学氈@基礎”(土屋・戸田・原口 監訳 丸善)を教科書として使用する。参考書には、“分析化学反応の基礎” (培地風館)等がある。 |
■授業の形式 |
講義を中心とした授業形態をとり、時々資料を配布する。 |
■成績評価の方式 |
学期末のペーパーテストで評価する。 |
■履修に当たっての留意点 |
特になし。 |