■担当教官(所属、所在) |
遠藤元庸(農業生命科学科、5号館3階) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 植物生産学講座3年次 | 講座科目 選択 | 後期 | 2単位 |
■授業の目標 |
本講では主に蔬菜花卉園芸作物の施設を利用した生産上の基礎的事項に主眼をおいて概説する。施設栽培の過程で生じるさまざまな問題に対する理解を助け、且つ対応できる能力を持つことを目標とする。 |
■概要と計画 |
第 1回 主要参考書の紹介、施設園芸の農業生産上の意義および生産動向 第 2〜4回 施設内の地上部環境と作物、光環境と作物の生育および光環境の調節 第 5回 同上、炭酸ガス環境と作物の生育および炭酸ガス施用 第 6〜9回 同上、温度環境と作物の生育および温度環境の調節 第 10〜11回 同上、湿度環境、空気の流動と作物の生育および湿度環境の調節、複合環境制御 第 12回 施設内の地下部環境特性と作物の生育、地温と作物の生育および地温の調節 第 13回 同上、 土壌水分と作物の生育および土壌水分の調節 第14〜15回 同上、施設栽培土壌の特性と作物の生育および施設内土壌の管理 |
■教室外の学習 |
・ 講義で紹介する副読本や専門書、専門雑誌などをできるだけ、学習して理解を深める。 ・農場実習を受講、あるいは施設栽培農家の生産状況などの見学を通じて理解を深める。 |
■教科書、参考書 |
テキストとして“新施設芸学”(古在豊樹ほか共著、朝倉書店)を使用する。ほかの参考書は第 1回の講義で紹介するが、一部は図書館に所蔵。 |
■授業の形式 |
資料として講義に関連する図表を配布し、板書しつつ、資料とテキストを参考に講義を行う。必要に応じて講義に関連する写真を回覧、またはスライドを見せる。 |
■成績評価の方式 |
期末試験の成績に出席率を考慮して評価するが、レポ−トにより評価する場合もある。出席率2/3未満の場合は、試験やレポートの成績にかかわらず単位の認定は保留にする。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席は毎時間とる。質問は授業中、そのほかは教官室で随時受け付ける。 |