■担当教官(所属、所在) |
太 田 義 信 農林環境科学科 |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 リサイクル生物生産工学講座3年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
農林環境科学科 地域環境デザイン学講座年次指定無し | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
生物生産の基盤である畑地や水田、草地などの農地を開拓する場合に使用される機械類、既設農地の生産性を向上させるために行われる農地の改良や整備に使用される機械類、および農地を保全管理するための付帯施設(用排水施設など)や農道の建設等に使用される機械類について、それらの種類、性能、構造、作業能力について理解する。さらに関連する機械類の組合せ施工によるシステム化と主な作業対象となる土の切削・耕うん機構についても理解する。これにより生物生産の土壌基盤を形成するのに必要な機械類について、広範な基礎的知識を修得する。 |
■概要と計画 |
土木建設機械の全般的な種類と特色、および農業土木分野において使用される場合の特殊性について概説する。つぎに土工機械に共通な特質である路外車両の走行性、および搭載エンジンの特性、土の切削・耕うん機構について講義する。その後に各作業別機械類の種類、性能、構造、作業能力の算定法について概説し、それらの組合せ施工におけるシステム化について講義する。 第1回 土木建設機械の特色と分類 第8回 掘削機械の運用法 第2回 農業土木機械の特色 第9回 積込み機械の特性 第3回 農業土木機械の分類 第10回 積込み機械の運用法 第4回 路外車両の走行性と作業性 第11回 運搬機械の特性と運用法 第5回 建設機械搭載エンジンの特性 第12回 路盤用機械の特性と運用法 第6回 土の切削、耕うん機構とその装置 第13回 締固め機械の特性と運用法 第7回 掘削機械の特性 第14回 施工機械の組合せ |
■教室外の学習 |
次回の講義前にプリントを配布するので予習をすること。工事現場等で目にする建設機械等の稼働状態をしっかりと観察して、講義内容の理解を深めること。 |
■教科書、参考書 |
テキスト、教材、 毎回プリントを配布する。 参考書 参考書として、「建設機械」(伊勢田哲也、理工学社)等がある。 |
■授業の形式 |
OHP等を用いて講義する。演習問題を課して提出させる。 |
■成績評価の方式 |
期末テスト(60点)、演習問題(20点)および出席率(20点)によ って評価する。 60点以上を合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席を毎回とる。 |