草地生態学

担当教官(所属、所在)
築城 幹典(農業生命科学科、3号館1階)


対象学生 科目の種別 開講学期 単位数

授業の目標
 草地生態学は、草地植物の生活状態を知るための分野で、草地農業の基礎科目に当たる。種々の生物は、地球上のほとんどすべてのところに生存し、その生物群集はその場の環境と一体になって、生態系を構成している。その生態系における生物と環境及び生物相互の関わり合いを草地植物を中心にしてみる。








概要と計画
 関連分野が広いので参考書は多いが、教科書は使用しない。生態学の概念と主な用語、生物群集と環境、植生や生産力の調査法、植物の適応戦略、草地の多面的機能などについて講義する。







   第1回 生態学の概念と用語







   第2回 植物の繁殖







   第3回 植生調査法







   第4回 生産力調査法







   第5回 物質循環







   第6回 植生遷移







   第7回 草地の雑草







   第8回 草地生態系のモデル







   第9回 草地の多面的機能







   第10回 草地の多様性







   第11回 植物の適応戦略







   第12回 個体群動態と競争







   第13〜14回 世界の草地







   第15回 予備日








教室外の学習
予習・復習を行う。

教科書、参考書
 教科書は使用しない。必要に応じて資料を配付する。



 参考書としては、「生態学」(オダム、水野寿彦訳、築地書館)、「生態学概論」(ホイタッカー、宝月欣二訳、培風館)などがあり、いずれも図書館にある。






授業の形式
 講義を行う。必要に応じてOHP、スライドを使用する。


成績評価の方式
 出席点、レポートおよび期末テストで評価する。

履修に当たっての留意点
 参考書はここにあげたもの以外にも多数あるので、できるだけ多く目を通す。



 配付した資料は毎回持参すること。