鳥類疾病学

担当教官(所属、所在)
御領政信(獣医学科)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科4年次学科共通科目
必修
後期1単位

授業の目標
獣医学領域における家禽疾病学の必要知識と、現在の野鳥や愛玩鳥疾病などについて学習し、各種鳥類における各種疾病の予防法や診断学について総合的に考察できる能力を習得する。

概要と計画
鳥類疾病学の講義には、講義用に作成したプリントにより始めに鳥類についての基礎知識である形態学、生理学について講義する。ついで家禽、野鳥や、愛玩鳥で発生している感染症および非感染症について講義する。さらに各種疾病の疫学、予防、治療についても講義する。

[計画]
第1回 鳥類解剖学・用語
第2-4回 家禽のウイルス性疾患
第5-7回 家禽の細菌性疾患
第8回 家禽の栄養性疾患
第9回 愛玩鳥・野鳥のウイルス性・細菌性疾患
第10回 鳥類の真菌性、寄生虫性疾患
第11回 鳥類の非感染症(環境性、飼料性、中毒性)
第12回 鳥類疾病の予防と治療
第13回 鶏病技術診断・食鳥検査
第14回 ワクチネーション
第15回 総合討論

教室外の学習

教科書、参考書
「鳥の病気」(鶏病研究会編、創文印刷)を参考書として使用する。

授業の形式
プリント、カラースライドによる視聴覚を利用した講義。

成績評価の方式
学期末試験で評価する。

履修に当たっての留意点
出席は毎時間とる。質問は随時受け付ける。