■担当教官(所属、所在) |
藤居宏一(農林環境科学科地域環境デザイン学講座1号館308号室) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 地域環境デザイン学講座 地域環境工学コース2年次 | 講座科目 必修 | 後期 | 2単位 |
農林環境科学科 森林科学講座年次指定無し | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
各種土木材料の概要を知り、その中心であるコンクリートに関する基礎的な知識及び鉄筋コンクリ−トの基本的な考え方と理論を修得することを目標とする。 |
■概要と計画 |
コンクリートを横成する水,セメント,骨材や混和剤など諸材料の物理化学的性質,力学的性質構成材料の配合設計方法,コンクリートの作成方法(練混ぜ,打設・施工,養生)及びコンクリートの性質について講義する。力学とコンクリート材料に基づいて、鉄筋コンリートの理論と設計法を講義する。 第1回 土木材料(石材,木材,他)概説 第2回 セメント,コンクリートの歴史 第3回 セメントの物理化学的性質 第4回 骨材(砂,砕石)の物理化学的・力学的性質 第5回 コンクリートの配合設計 第6回 打設・施工 第7回 コンクリート材料の力学的性質 第8回 コンクリ−トの凍害,耐久性等 第9〜13回 鉄筋コンクリート概論 第10回 許容応力度設計法 第11〜13回 限界状態設計法(1) 第14回 プレストレストコンクリート 第15回 期末試験 |
■教室外の学習 |
構造力学における関連事項の復習。 |
■教科書、参考書 |
教 材:プリント 参考書:実践コンクリート工学(高橋和雄,農業土木学会) 2,400円 コンクリート工学(U)設計(後藤幸正他,彰国社) 4,400円 |
■授業の形式 |
講義を主とし,スライドを用いて視覚的な説明も行う。 |
■成績評価の方式 |
レポート(40%前後)及び期末試験(60%前後)による。出席状況を勘案し,60%以上を合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
事前・同時に履修すべき科目:応用力学,構造力学 |