農業気象学

担当教官(所属、所在)
 ト蔵 建治 (非常勤講師;弘前大学・農業生命科学部)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 植物生産学講座2年次
講座科目
必修
後期2単位
農業生命科学科
 動物科学講座2年次
講座外科目
選択

授業の目標
 農業気象学は気象と農業との関係,農業のための気象について広範囲に講義するが,前半では気象に関する基礎的な知識を学び,後半では農業気象災害(暴風,洪水,干ばつ,冷害,凍霜害など)とその防止対策に関する基礎を講義する. 

概要と計画
第1〜3回  はじめに宮沢賢治と気象について
          気象と気候,異常気象など

第4回    局地気象と農業

第5〜6回  温暖化問題と農業

第7回    災害とは,災害の歴史と地域性

第8〜9回  天気予報の利活用と台風災害
          強風災害とその対策

第10〜11回  冷害とその対策
          グスコーブドリの伝記に見る冷害と対策

第 12 回  凍霜害

第 13 回  雪害

第14〜15回  干ばつ,酸性雨,光化学スモッグなど

 

教室外の学習

教科書、参考書
最新 天気予報の技術(天気予報技術協会編集:東京堂)・・・・前半
新版 農業気象学(堀口郁夫他,ト蔵建治他:文永堂) ・・・・後半の参考書として使用する.  

授業の形式
 テキストは使用せずOHPの図を主として講義を進める.一部ビデオを使用する. 

成績評価の方式
 出席の有無は問わないが,2〜3回レポートの提出を求める.
レポートの提出の無い者は受験を認めない. 

履修に当たっての留意点
 レポートの提出を求められ急に受講を辞めることのないように.
 質問は授業中に随時受け付ける.