微生物学概論

■担当教官(所属、所在)
若尾紀夫
 農業生命科学科・生物機能科学講座・応用微生物学研究室
 農学部4号館2階203

■対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 生物機能科学講座2年次
 食品健康科学講座2年次
講座科目
必修
後期2単位
農業生命科学科
 動物科学講座2年次

農林環境科学科
 森林科学講座年次指定無し
講座外科目
選択

■授業の目標
微生物は,地球上の物質循環, 生態系の保全,食品や医薬品など我々の暮らしに役立つさまざまな物質の生産,さらに科学研究の分野など, あらゆる面で計り知れない重要な働きをしている. 微生物が地球上に存在しなければ地球環境の維持は不可能である.それでは, 微生物とはなにか?地球上にはどのような種類の微生物が存在するのか? 微生物はどのような特徴をもち, またどのような働きをしているのか? ここでは, 微生物学の歴史および微生物についての基礎的知識を学ぶ.

■概要と計画
微生物の存在の認識と微生物学の発展, 微生物による有機物の変換や病気との関連性, 微生物の培養や殺菌とその理論, 微生物の分類, 生物界における微生物の位置づけ, 微生物の増殖および増殖に及ぼす環境要因, 細菌の増殖曲線の特徴などについて説明する.

*微生物世界の発見・顕微鏡の発明・生命自然発
 生説
*発酵・病気の原因と微生物・農業と微生物
*微生物学の方法論・微生物の培養の基本原則
*微生物界の性格
*原核生物と真核生物
*微生物の増殖と増殖曲線
*微生物の増殖と環境要因
*微生物の分類と系統発生
*微生物の分類・各論(細菌・糸状菌・酵母など)
*地球化学的因子としての微生物



■教室外の学習

■教科書、参考書
微生物学上下(スタニエら著・高橋ら共訳,培風館), 微生物科学1〜5(柳田著,学会出版センター), その他一般微生物学および応用微生物学に関連する図書が多数ある.

■授業の形式
特定の教科書は使用しない.講義のつど, 講義内容に関連した資料(図表等)を配布する.

■成績評価の方式
出席および期末試験の結果で評価する.

■履修に当たっての留意点
微生物学は生物学の重要な分野であり, その内容は多様かつ学際的である.従って, 生物学, 生化学, 化学関連科目(有機化学, 無機化学, 物理化学, 分析化学)などの基礎知識も必要となる.