基礎獣医学卒業研究 (首藤・森松)

担当教官(所属、所在)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科
 基礎獣医学講座6年次
講座科目
選択
通年8単位

授業の目標
家畜生理学卒業研究は、基礎獣医学の一分野である家畜生理学を専攻する学生に対して課された研究である。この課程は、動物の生理機能に関する研究を進めるために必要な基礎的技術を修得し、さらに進んで、先進的な情報を生み出すためにどのような研究の展開が必要か、どのような発想が必要か、どのような情報収集が必要かなどを学ぶことを目的としている。

概要と計画
概要
研究課題は、以下の通りである。
1.神経系細胞の機能分化機構
2.動物血清タンパク質の構造と機能
3.遺伝情報の発現機構
4.神経細胞内指向性機能分子の開発
5.動物の脳機能の非侵襲的解析
その他、学生の希望を聞いた上で、対応できるものについては研究テーマを与える。
計画
学生には、研究の目的を充分に認識させた上で実験を行うように指導し、学生と教官が一体となって研究を行い発展させる。
第一段階は、専門的技術の修得、次いで、新技術の開発に進めるように計画している。研究の内容は、関連学会で発表するよう指導する。研究の進度を確かめるために、2〜3カ月に一度の割合で研究セミナーを行い、研究内容がどこまで到達したか、今後の展開はどうかなどを討論する。

教室外の学習

教科書、参考書
研究に関連する文献。

授業の形式

成績評価の方式

履修に当たっての留意点
英文の精読が基本になるので、英語力を養成しておくこと。
文献収集法を修得しておくこと。特に、MEDLINEは頻繁に利用されるので、操作法を修得しておくこと。