■担当教官(所属、所在) |
品川邦汎(獣医学科、3号館4階) 佐藤静夫 (全農) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
獣医学科4年次 | 講座科目 必修 | 通年 | 3単位 |
■授業の目標 |
家畜およびイヌ・ネコ等の感染症、法定・届出伝染病について疫学、診断、予防及び治療について学習する。具体的には病原体の性状、感染環境や伝播様式等の生態学的特性、混合感染に関係する病原微生物の相互作用等を明らかにし、また病原体が動物に侵入後、体内での増殖部位や排泄経路などを講義する。 |
■概要と計画 |
家畜(ウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ)、家禽および伴侶動物(イヌ、ネコ)、実験動物等に分けて、世界及び日本での発生状況(発生例、発生件数など)を取り上げて講義する。 授業計画 第1回 感染と発症 第2回 宿主の防御機構 第3回 感染症の疫学 第4回 感染症の診断(病原学的、血 清・免疫学的)、予防 第5-15回 ウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギなどのウイルス、細菌、リケッチアおよび真菌による感染症 第16-22回 イヌ、ネコ、サル、小型 実験動物のウイルス、細菌、リケッチア、真菌による感染症。 |
■教室外の学習 |
予習、復習をすること。レポートをはたす場合もある。 |
■教科書、参考書 |
教科書:獣医伝染病学(清水悠紀臣ら編、近代出版) 参考書:獣医感染症カラーアトラス(見上 彪、丸山 務編、文永堂) |
■授業の形式 |
スライド、ビデオ等を用いて講義。可能な限り視聴覚を 利用する。現在発生している事例も積極的に取り上げて講義する。 |
■成績評価の方式 |
学期末のペーパーテスト(100点)を主体に評価するが,授業に関連する課題についてレポート提出させ,それも参考にする. |
■履修に当たっての留意点 |
出席を毎時間とる.教科書の記載以外で講義した重要事項についても学習する.質問は随時受け付ける. |