■担当教官(所属、所在) |
平 秀晴(農業生命科学科4号館204号室) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 植物生産学講座2年次 生物機能科学講座2年次 食品健康科学講座2年次 動物科学講座2年次 | 学科共通科目 必修 | 前期 | 2単位 |
獣医学科2年次 農林環境科学科 森林科学講座2年次 | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
生物化学は生命現象の法則性を探ることを目的とした学問領域であり、急速に発展している分野でもあるので、この分野の最新の知識を全て網羅することは困難である。本講義では高校卒業程度の化学の知識があれば十分理解出来るようにやさしく解説するしかも将来生物学関連の専門課程で必要とされるミニマムの基本的事項を正確に説明する。 |
■概要と計画 |
生体物質のうちタンパク質の構造と性質、酵素反応について解説する。生物が生きるためのエネルギーをどの様にして取り出すかを、糖質と脂肪の代謝を中心として詳しく述べる。最後にアミノ酸の合成と分解、ピリミジン塩基とプリン塩基の合成について述べる。 第1〜3回 タンパク質 第4〜5回 酵素 第6〜10回 代謝とエネルギー 第11〜14回 アミノ酸、核酸の代謝 第15回 補講 |
■教室外の学習 |
講義前に、講義の目的や方向を教えるので、講義前に教科書に目を通して来て欲しい。また講義の時プリントを配付するので復習の時に役立てて欲しい。講義で不明な点があれば随時質問を受け付けます。 |
■教科書、参考書 |
“生化学”( 鈴木紘一編、東京化学同人)を教科書として使用する。参考書には“ヴォート生化学上下”、“ストライヤー生化学”(岡山他訳 トッパン)ある。 |
■授業の形式 |
講義を中心とした授業形態をとり、時々資料を配付する。 |
■成績評価の方式 |
学期末のペーパーテストで評価する。 |
■履修に当たっての留意点 |
特になし。 |