魚病学

担当教官(所属、所在)
岡田幸助 (獣医学科 応用獣医学、 )
厚田静男 (非常勤講師) (当該学科  、 )

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科4年次講座科目
必修
後期1単位

授業の目標
獣医学領域における魚病の必要知識と、現在の魚病発生の現状、および問題点を認識することにより、魚類における各種疾病の予防や食品としての魚類の安全性について考察できる能力を習得する。

概要と計画
魚病学の講義には、講義用に作成したプリントを用いて、始めに魚類についての基礎知識である形態学、生理学、養殖学等について講義する。ついで魚類、特に養殖魚類で発生している感染症および非感染症について講義する。さらに各種疾病の予防や治療についても講義する。
第1回 魚類の形態と生理学
第2回 魚類の増養殖の現状
第3回 魚類の免疫
第4回 魚類の飼育と魚病診断
第5回 魚類の感染症I(ウイルス性、細菌性)
第6回 魚類の感染症II(真菌性、寄生虫性)
第7回 魚類の非感染症(環境性、飼料性、中毒性)
第8回 魚類の予防と治療

教室外の学習

教科書、参考書
「魚病学」(江草周三編、恒星社厚生閣)、「魚病図鑑」(畑井 喜司雄、小川和夫、広瀬一美編、緑書房)を参考書として使用する。

授業の形式
プリント、カラースライドによる視聴覚を利用した講義。

成績評価の方式
学期末試験で評価する。

履修に当たっての留意点
出席は毎時間とる。質問は随時受け付ける。