動物発生学

担当教官(所属、所在)
佐藤英明 (非常勤講師)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科2年次講座科目
必修
後期1単位

授業の目標
本科目では家畜・家禽の配偶子形成、受精卵の分割、器官形成、胎子形成について、主に形態学的な知識を系統的に修得し、肉眼解剖で出会う構造がどのように発生するか理解出来るようになることを目標とする。

概要と計画
本講義では、哺乳類、鳥類全般にあてはまる配偶子形成、受精卵の分割、器官形成、胎子形成の形態変化を述べ、必要に応じて、種による相違を説明する。

授業計画は以下のようである。

第1回  受精卵の卵割、胚胞形成、着床、原腸胚形成
第2回  胚葉の分化
第3回  胎膜と胎盤の分化
第4回  血管系および神経系の分化
第5回  鰓弓、咽頭腸、顔面、口蓋および鼻腔の分化
第6回  前腸系、中腸系および後腸系の分化
第7回  泌尿器系および生殖器系の分化
第8回  鳥類の胚発生の特徴

教室外の学習
学習範囲が広いため、あらかじめ指定した教科書で予習し、講義の後は講義ノートで復習して知識を再確認すること。

教科書、参考書
テキスト:「動物発生学」(江口保暢著、文永堂)
参考書:「家畜発生学」(牧田登之監訳、学窓社)

授業の形式
OHPやスライドを使用して講義する。

成績評価の方式
筆記試験および出席率で評価する。

履修に当たっての留意点
非常勤講師による集中講義である。質問は講義中に随時受け付ける。