■担当教官(所属、所在) |
吉川信幸 (農業生命科学 生物機能科学、2号館3階307号室) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 生物機能科学講座3年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
農業生命科学科 植物生産学講座年次指定無し | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
本講義の目標は、植物の病気の原因を探り、その伝染方法を見極め、それを防ぐ様々な基礎的、応用的方法について研究する学問である植物病理学の重要性を理解してもらうことである。植物病理学I、IIをセットとして講義する |
■概要と計画 |
植物病原微生物の病原性とそれに対する植物の抵抗性、病気の伝染機構と病気の蔓延に関わる因子、病気の診断とその制圧について講義する。 第1回 病原性と抵抗性(1)-病原性の分化 第9回 病気の伝染(3)-伝搬に関わる因子 第2回 病原性と抵抗性(2)-植物の抵抗性 第10回 病気の診断(1) 第3回 病原性と抵抗性(3)-植物の抵抗性 第11回 病気の診断(2) 第4回 病原性と抵抗性(4)-病原性 第12回 病害の診断(3) 第5回 病原性と抵抗性(5)-病原性 第13回 病害の防除(1)-予防 第6回 病気の伝染(1)-伝染源 第14回 病害の防除(2)-防除 第7回 病気の伝染(2)-伝搬法 第15回 植物病理学とバイオサイエンス(1) 第8回 中間試験 |
■教室外の学習 |
教科書を指定するので、次回の講義の範囲を予習しておくこと |
■教科書、参考書 |
テキスト:「新編植物病理学概論」(久能 均ほか著、養賢堂、1998年) 参考書 :「植物病理学事典」(日本植物病理学会編、養賢堂、1995年) |
■授業の形式 |
液晶プロジェクターを用いた講義を主体として行う。講義内容について理解できなかった点や質問を毎回レスポンスカードに書いて提出してもらう。これらの疑問や質問については次回の講義の最初に解説する。中間試験を行う。 |
■成績評価の方式 |
中間試験(50点)と学期末試験(50点)の合計で成績評価を行うが、授業への出席数も評価の対象とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
植物病理学I(後期開講)と植物病理学II(前期開講)をセットとして講義するので履修にあたっては注意すること。質問は授業中以外にも随時受け付ける。試験には参考書、ノートの持ち込みは不可。 |