森林科学入門

担当教官(所属、所在)
森林科学講座教員 (農林環境科学科 森林科学講座)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科1年次学科共通科目
必修
前期1単位

授業の目標
 地域の重要な資源であると同時に地球環境を形成する重要な要素である森林を対象とし、森林の持つ多面的な機能を明らかにすることで、森林と周辺環境の相互作用、森林の保全、森林資源の再生、収穫、利用をはじめ森林と人間との関わり全般について考察するのが、森林科学である。森林科学をめざす学生に、今後の学習のガイダンスを与えるのが、本授業の目標である。

概要と計画
 森林科学講座の教官が分担して授業をおこなう。各専門分野における教育内容をやさしく紹介するとともに、「現在、何が問題になっているのか?」、「将来に向けて何をすべきか?」など、最新かつ最先端の研究分野についても触れる。
  第1回 森林科学とは
  第2回 森林の水土保全機能
  第3回 森林と国土の防災
  第4回 森林の生物共生機能
  第5回 森林資源の持続的管理(I)
  第6回 森林資源の持続的管理(II)
  第7回 森林資源の利用 (I)
  第8回 森林資源の利用 (II)

教室外の学習
 森林について、最も興味のあることがらから積極的にアプローチしてほしい。図書館の書架をのぞくことも、インターネットでサーチすることも、新聞の切り抜きも、すべてためになるはずである。日頃から、アンテナを大いにめぐらせておいてほしい。質問等は、教室、教員室で随時受け付ける。

教科書、参考書
教科書は使用しない。

授業の形式
講義を主体とする。
パワーポイント、OHP を活用する。

成績評価の方式
毎回、レファレンスカードを提出してもらい、評価に用いる。
各教員ごとのレポートもしくはテスト(60%),レファレンスカード(40%)を加味して評価し,合計で60%以上を合格とする。60%に満たなかった人に対する再試,再レポートは実施されない。

履修に当たっての留意点
・森林に関する認識を広め深めるスタート台にしてほしい。
・オフィスアワー:國崎(金曜16時〜18時)