■担当教官(所属、所在) |
國崎貴嗣 (農林環境科学科 森林科学講座、2号館415号室) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 森林科学講座 総合森林学コース3年次 | 講座科目 選択 | 前期 | 1単位 |
農林環境科学科 森林科学講座 森林管理技術学コース3年次 | 講座科目 必修 |
■授業の目標 |
森林施業計画学,森林計測学の知識を前提として,森林の管理計画に必要となる様々な情報の収集の実際を習得する。とりわけ,森林の現況に関する情報収集法を習得する。 また,こうして収集した情報を基に,計画対象の森林の簡易な管理計画の策定作業を行い,グループ討論などを経て,森林の管理計画作業の大枠と森林管理上の諸問題について,理解を深める。 |
■概要と計画 |
演習林実習のみ夏期に集中実施する。演習林実習では,実際に森林調査を行い,それらの情報等を基に,計画対象森林の簡易な管理計画を策定する。 (外業) 標準地調査,プロットレスサンプリングによる林分調査 (内業) データ集計と林分収穫表・林分密度管理図による成長量予測 |
■教室外の学習 |
育林管理案策定の実際の作業については,実習時間内に終わらせることはできない。実習時間内で対応できない部分,特に管理計画に関するグループ内討論やレポート作成について,教室外で計画的に進める必要がある。 |
■教科書、参考書 |
参考書: 「森林計測学講義」大隅眞一編著,養賢堂 「森林経理学」井上由扶著,地球社 |
■授業の形式 |
夏期演習林実習。 実習はいくつかの班を編成して行う。 |
■成績評価の方式 |
演習,実習各項目毎のレポート(80点)と出席状況(20点)で評価し,合計60点以上を合格(優:80点以上,良:79〜70点,可:69〜60点)とする。60点に満たなかった人に対する再試,再レポートは実施されない。 |
■履修に当たっての留意点 |
・森林計測学(必須)および森林施業計画学(できれば)を履修していること。 ・このシラバスは2005年春時点で作成されたものなので,年度により大幅な変更が 生じることもある。詳細については大学掲示板やHP等で説明する。 ・実習は屋外で行うので,ふさわしい服装や装備を各自準備すること。また, 演習林実習では大学と演習林の往復に学部バスを利用する。学生のマイカー の使用は認めない。 ・オフィスアワー:金曜16時〜18時 |