■担当教官(所属、所在) |
雑賀 優 (農業生命科学科植物生産学講座3号館116号室 ) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 植物生産学講座2年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 2単位 |
獣医学科2年次 農業生命科学科 動物科学講座2年次 | 講座外科目 選択 |
■授業の目標 |
草地学を家畜生産の場と環境保全を関連づけることにより、受講生が草地農業の分野を通じて、広い視野を持てるように教育する. |
■概要と計画 |
第1〜2回 草地農業の特徴と草地の歴史 第3〜4回 世界と日本の自然草地およびその特徴 第5回 岩手県における草地農業 第6回 草地生態系における太陽エネルギーの流れ 第7〜8回 環境保全面から見た草地の機能,草地における植物と動物の相互作用 第9〜10回 草地造成のプロセスと草地管理の方法 第11〜12回 草地の放牧利用と放牧期間中に生ずる家畜の栄養障害 第13〜15回 最近の草地関係研究の主要成果の紹介 |
■教室外の学習 |
レポートを多く課すため,図書館等での自主的な学習が必要であると共に,幅広い知識により自分の考えをまとめる必要がある. |
■教科書、参考書 |
参考書として「草地学」(大久保他10名共著、文永堂出版)、「飼料作物学」(西村他6名共著、文永堂出版)を使用する。図書館に所蔵されている. |
■授業の形式 |
参考書に記述されていない事例について多く講義の中でふれるため、スライドを多用する。また,海外の研究情報を多く含める。1回分の講義を、野外での牧草の種類と特徴を説明するのに割く。 |
■成績評価の方式 |
出席点(30%)とレポート(70%)の結果で評価し、期末試験は行わない。レポートには,講義内容の理解度とともに,独自に調べた内容が含まれているか,自分の考えが含まれているかで評価する。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席は毎回とる。40分以上の遅刻は出席と認めない。 |