卒業研究 (植物生産学講座)

担当教官(所属、所在)
雑賀優・他植物生産学講座各教官および講座外担当教官

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 植物生産学講座4年次
講座科目
必修
通年6単位

授業の目標
 卒業研究は大学4年間で学習した内容の集大成である。卒業研究は個々人に与えられた研究テーマについて教官の指導のもと、研究の目的・意義を十分理解し、手法を習得することから開始される。卒業研究を遂行する上ではこれまでに得た知識全般が必要であり、目的に応じて個々人がさらにその知識を深化し、課題達成のための諸問題を独力で解決していく必要がある。また、実験や調査で得られた結果の判断・評価およびそれらのデータを元にした考察の手法は、教官や講座の諸先輩との普段からのディスカッションを通して身につけるもので、その意味では卒業研究の期間は研究室配属後の全期間であり、自らの研究に対する適性を判断するための好機でもある。卒業論文は自分の行った研究の総まとめで、研究目的の理解、実験遂行能力、表現力のすべてが問われるものである。

概要と計画
 卒業研究のテーマは各研究室の教官との話し合いで決めている。一般的にはこれまで各研究室で継続して行われてきたテーマをさらに発展させる形で研究課題の選択が行われる。なお、取り扱う材料や実験設備の都合上、必ずしも学生の希望する研究内容に合致するテーマとならないこともありうるので、研究室配属前に講座内の各研究室の研究内容を理解しておくこと。

教室外の学習
 講座の教官・諸先輩との話し合いを通して研究したいテーマを具体化していく努力が必要である。自ら問題点を見いだし、解決しようとする姿勢が必要である。

教科書、参考書
 各研究室・教官の指示に従う。自ら探すことも重要。

授業の形式
 各研究室・教官独自の方法で行う。

成績評価の方式
 卒論発表会を開催し、その結果で成績を評価する。

履修に当たっての留意点
 自ら学ぼうとする姿勢が最も重要。