■担当教官(所属、所在) |
松原和衛・高橋壽太郎 (農業生命科学科) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農業生命科学科 動物科学講座3年次 | 講座科目 必修 | 前期 | 1単位 |
■授業の目標 |
動物遺伝育種学?の講義を理解するために、実際に自分の手でその現象を実験し、体験することを目標とします。 |
■概要と計画 |
授業の概要 動物遺伝育種学の講義の理解を助けるため、主要な項目を取り上げ実験します。特に、牧場飼養のウシを材料として各部位を測定し、その測定値を用いて統計処理の手法を習得するとともに、血液型分析上重要な電気泳動法について各種動物の血清を用いて実験を行い、さらに動物種による特異的抗原系を観察するため、抗体を実際に作製し、この抗体を用いて各種分析を実施します。また、盛岡市動物公園で飼育されている動物について調査し、実際に分類を行います。 授業計画 第 1回 実験についての説明と注意事項 第 2回 ウシの体尺測定について(部位と名称) 第 3回 ウマの部位と名称 第 4回 ウシの体尺測定(1) 第 5回 ウシの体尺測定(2) 第 6回 動物の分類 第 7回 体尺測定値の統計的処理 第 8回 免疫-1 第 9回 電気泳動法-1 第10回 免疫-2 第11回 電気泳動法-2 第12回 ウサギの採血法とウサギの解剖 第13回 抗原抗体反応-1(オクテローニ法) 第14回 抗原抗体反応-2(SRID法) 第15回 電気泳動法-3 |
■教室外の学習 |
■教科書、参考書 |
動物遺伝育種学実験法(佐々木義之 編、朝倉書店、1998年)を教科書として使用します。 また、その項目ごとにプリントを配布します。 |
■授業の形式 |
各項目の前に、十分な説明を行い、各班で実験を進めていきます。 各項目終了時にレポートを提出させ、理解の程度を判断します。 |
■成績評価の方式 |
レポートの提出、および出席により判定します。 特殊な事情により欠席した場合、別に実験してもらいます。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席は毎回取ります。十分な理解が得られない場合は、積極的に研究室に出向き教官あるいは大学院生に質問してください。 |