農学のための地学

担当教官(所属、所在)
溝田智俊 (農業生命科学科  、 )
井良沢道也 (農林環境科学科  、 )

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
全学科1年次学部専門基礎科目
選択
前期2単位

授業の目標
高等学校の理科科目(物理、化学、生物および地学)のうち、地学は多くの高校で授業科目として実施されていないため、農学部入学学生の多くは地学の基礎知識が少ない。そこで、本講義では、学年進行にともなって農学教育を履修する際に必要と考えられる地学の基礎を解説する。

概要と計画
第1回 自然と人間、偉大な自然の力、人間の偉大な営み
第2回 地質学の歴史
第3回 地質学の基礎知識(地層累重の法則)
第4回 地質学の基礎知識(地質年代)
第5回 地質学の基礎知識(岩相区分と時代区分)
第6回 地質学の基礎知識(地層の対比)
第7回 プレートテクトニクス 
第8回 火山と災害
第9回 地震と断層
第10回 日本列島のなりたち 
第11回 地球の起源
第12回 大陸の移動とプレートテクトニクス
第13回 生物と地球
第14回 水・エネルギー循環
第15回 期末試験

教室外の学習
当該時間帯講義される範囲をあらかじめ学生に周知させ、各自予習させておく。

教科書、参考書
教科書として、羽田 忍著「土木地質学入門」(築地書館)(受講生各自購入)および担当教官が準備した印刷物を講義前に配布して使用する。

授業の形式
教科書と印刷物の各章に沿って講義する。補足内容は板書する。

成績評価の方式
学期末に試験を実施し、学習の程度を評価する。

履修に当たっての留意点
不定期に出席を確認する。