家畜飼養学

担当教官(所属、所在)
佐野宏明 (農業生命科学科 動物科学講座、3号館3階)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 動物科学講座3年次
講座科目
必修
前期2単位
獣医学科3年次

農業生命科学科
 植物生産学講座3年次
講座外科目
選択

授業の目標
 家畜飼養学は「動物栄養学T、U」および「飼料機能学」を基礎とし、家畜・家禽の飼養管理に関する知識の修得を目標とする。

概要と計画
 飼料から供給される養分量の評価法、ステージや生産物によって変化する家畜・家禽の飼養管理法について講義する。なお、本講義では主に産卵鶏、ブロイラー、豚を対象とし、乳牛、肉牛は家畜生産生理学(3年次後期)で取り上げる。

 飼料の評価
  ・飼養標準、・消化率、・飼料エネルギーの評価法と体内でのエネルギー分配、
  ・飼料タンパク質の評価法と体内でのタンパク質利用
 産卵鶏の飼養管理
  ・産卵鶏の特性、・産卵鶏の養分要求量
 ブロイラーの飼養管理
  ・ブロイラーの生産、・ブロイラーの養分要求量、・ブロイラーの代謝障害
 豚の飼養管理
  ・豚の産肉、・豚の養分要求量、・ブロイラーの代謝障害

教室外の学習

教科書、参考書
 「動物栄養学」(奥村純一、田中桂一編、朝倉書店)を教科書として使用する。参考書には「家畜栄養学」(小野寺良次、星野貞夫、板橋久雄、日野常男、秋葉征夫、長谷川信、川島書店)、「家畜栄養学」(P. McDonald, R. A. Edwards, J. F. D. Greenhalgh, 翻訳 久保辰雄、千秋達道、小野寺良次、板橋久雄、阿部又信、日野常男、国立出版)などがある。

授業の形式
 講義には、必要に応じてOHP、スライドを使用する。

成績評価の方式
 学期末試験および出席回数により総合的に評価する。

履修に当たっての留意点
 本科目の履修に当たっては、「動物栄養学T、U」および「飼料機能学」を履修しておくことが望ましい。