■担当教官(所属、所在) |
森林管理技術学コース教員団 (農林環境科学科) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 森林科学講座 総合森林学コース4年次 | 講座科目 選択 | 前期 | 1単位 |
農林環境科学科 森林科学講座 森林管理技術学コース4年次 | 講座科目 必修 |
■授業の目標 |
森林環境科学の森林管理技術者(フォレスター)の総仕上げをするアドバンス科目です。森林管理技術者総合演習Tとあわせ、現実の森林を多面的に見る目を養い、フォレスターとして活躍する総合的能力を養います。問題解決能力の向上を図るために、問題設定から解決までをグループ作業により取り組みます。フォレスターとして必要なより具体的な技術や能力のスキルアップを図り、多用な場面での対応ができるように,応用能力を身につけることを目標とします。実際の森林管理に当たり即戦力となるように,知識・技術の統合化を目指します。 |
■概要と計画 |
フォレスターの活躍する職場としては国家公務員、地方公務員が多いことから、これらの職業に就業した場合にも通じる専門領域の応用知識のスキルアップを図ります。森林管理技術者としての問題解決能力を高めるために、実践的なテーマを数名で構成されるグループで問題処理する実習・演習を行います。実践的なテーマは毎年多用な視点から教員団から示され、その解決のための具体的な手順方法等を討議します。フィールドとしては演習林が主要な舞台となりますが、課題解決のためには森林総合研究所や岩手県林業技術センター等に調査に行くこともあります。問題解決のためにパソコンやインターネットを利用した情報処理も行います。高度なプレゼンテーション技術能力を磨くための課題発表と討論などを通じて、ディベート能力を高めます。課題によっては,現地調査や調査成果の解析のために、演習林における宿泊を伴う集中講義が主体になります。 1.課題設定 2.課題解決の方法 3.課題処理(現地調査) 4.課題処理(調査成果の解析) 5.課題処理(調査成果の発表準備) 6.課題発表と技術者倫理の視点からの討論 |
■教室外の学習 |
随時、森林関係行政及び企業などの見学を予定しています。 |
■教科書、参考書 |
テキスト:配布プリント |
■授業の形式 |
集中講義,講義、実習,演習、討議、見学など。 |
■成績評価の方式 |
レスポンスカード40点、レポート50点、授業中の積極的態度10点で評価し、60点以上を合格(優80点以上、良70−79点、可60−69点)とします。再試は実施されません。 |
■履修に当たっての留意点 |
将来森林環境科学の森林管理技術者(フォレスター)をめざす学生の必須科目です。演習的内容であり,森林管理技術学コース以外では受講者人数を制限することがあります。オフィスアワーは森林管理技術学コース教員団の授業シラバスを参照して下さい。 |