構造力学演習

担当教官(所属、所在)
倉島栄一 (農林環境科学科 地域環境デザイン学、1号館312号室)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 地域環境デザイン学講座
    環境共生コース3年次
講座科目
選択
前期1単位
農林環境科学科
 地域環境デザイン学講座
   地域環境工学コース3年次
講座科目
必修

授業の目標
 応用力学,構造力学と密接に関連する科目である.特に構造力学で得た基礎知識をもとに,多くの構造物で用いられているラーメン構造の実用的な解法の一つであるマトリックス法(変位法)を習得する.また,構造力学で学んだ,はりのたわみ,不静定ばり,ラーメン(たわみ角法)の解法について演習を行う.

概要と計画
 マトリックス法の基礎となる行列の復習,マトリックス法における部材端外力と応力の関連,バネ系の剛性マトリックスの作成,ラーメン構造の釣合方程式の組み立てと解法,構造力学の演習からなる.

第 1回 行列の性質
第 2回 連立方程式と逆マトリックスの解法
第 3回 部材座標系と基準座標系
第 4回 部材端外力と部材応力
第 5回 バネ系の剛性方程式 
第 6回 ラーメンの釣合方程式(1)
第 7回 ラーメンの釣合方程式(2)
第 8回 はりのたわみ
第 9回 はりのたわみの演習
第10回 不静定ばりの解法
第11回 不静定ばりの演習
第12回 ラーメン(たわみ角法)の解法
第13回 ラーメン(たわみ角法)の解法
第14回 ラーメン(たわみ角法)の演習
第15回 評価

教室外の学習
毎回の授業の復習と「構造力学」該当部分の復習. 
ラーメンの釣合方程式についてレポート課題を課す.

教科書、参考書
テキストは配布する.

授業の形式
授業と課題演習.

成績評価の方式
レポート30点,試験70点の合計とする.
60点以上を合格とする.60〜69可,70〜79良,80〜優

履修に当たっての留意点
「構造力学」を履修していることが必要である.