CAD演習

担当教官(所属、所在)
松嶋 卯月 (農林環境科学科リサイクル生物生産工学講座,1号館4階405室  、 )
吉田 純  (農林環境科学科,1号館2階224室  、 )

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農林環境科学科
 リサイクル生物生産工学講座2年次
講座科目
必修
後期1単位

授業の目標
 本演習では,製図の基礎とCADを用いた製図の基礎を学ぶ。機械製作図面は,機械設計者と機械製作者間の唯一の言語である。機械設計のために,図学を通じて立体的な物体の表現感覚を養うとともに,製図の規則を理解する。さらに,簡単な機械部品の設計製図を行い,製図技術を習得する。

概要と計画
 物体の立体感を養うために,基礎図法,点・線・平面の表わし方,多面体・曲面の表し方,立体物の展開・断面・相貫など図学の基本を理解する。工業製図では,機械製図法の基礎,機械要素の設計製図法を理解し,精度・加工法・材料の材質などを考慮した製図技術を習得する。更に,CADについてパソコンを用い実習を行う。

 第1回 ガイダンス
 第2回 線と文字
 第3回 平面図法
 第4回 CADについてT
 第5回 投影法と立体図
 第6回 寸法記入
 第7回 断面法
 第8回 締結用部品
 第9回 転がり軸受とばね
 第10回 寸法公差と幾何公差と面の肌
 第11回 CADについてU
 第12回 CAD実習(機械部品の製図)T
 第13回 CAD実習U
 第14回 CAD実習V
 第15回 CAD実習W


教室外の学習
 予習・復習のほか,習得内容の理解を深めるため,授業中に提出する課題,教科書ならびに授業期間中に配布する練習問題に習熟すること。

教科書、参考書
教科書 服部延春著 「機械製図 理論と実際」工学図書
    津村利光閲序・大西 清著「JISにもとづく機械設計製図便覧」理工学社
参考書 下間頼一・坂口一彦・森 淳暢「大学課程 基礎製図学(改訂2版)」オーム社
    網島貞男,下間頼一共著「大学課程 機械設計学(第2版)」オーム社
教材  

授業の形式
各自用意された課題を実習する。随時演習問題を課し,提出させる。

成績評価の方式
出席(60%)と課題・レポート(40%)により,総合的に評価し,60%以上を合格とする。

履修に当たっての留意点
出席を毎時間とる。授業は主に農学部情報処理演習室のパソコンを用いて行う。