■担当教官(所属、所在) |
松嶋 卯月 (農林環境科学科リサイクル生物生産工学講座,1号館4階405室 、 ) 吉田 純 (農林環境科学科,1号館2階224室 、 ) |
■対象学生 | 科目の種別 | 開講学期 | 単位数 |
農林環境科学科 リサイクル生物生産工学講座2年次 | 講座科目 必修 | 後期 | 1単位 |
■授業の目標 |
本演習では,製図の基礎とCADを用いた製図の基礎を学ぶ。機械製作図面は,機械設計者と機械製作者間の唯一の言語である。機械設計のために,図学を通じて立体的な物体の表現感覚を養うとともに,製図の規則を理解する。さらに,簡単な機械部品の設計製図を行い,製図技術を習得する。 |
■概要と計画 |
物体の立体感を養うために,基礎図法,点・線・平面の表わし方,多面体・曲面の表し方,立体物の展開・断面・相貫など図学の基本を理解する。工業製図では,機械製図法の基礎,機械要素の設計製図法を理解し,精度・加工法・材料の材質などを考慮した製図技術を習得する。更に,CADについてパソコンを用い実習を行う。 第1回 ガイダンス 第2回 線と文字 第3回 平面図法 第4回 CADについてT 第5回 投影法と立体図 第6回 寸法記入 第7回 断面法 第8回 締結用部品 第9回 転がり軸受とばね 第10回 寸法公差と幾何公差と面の肌 第11回 CADについてU 第12回 CAD実習(機械部品の製図)T 第13回 CAD実習U 第14回 CAD実習V 第15回 CAD実習W |
■教室外の学習 |
予習・復習のほか,習得内容の理解を深めるため,授業中に提出する課題,教科書ならびに授業期間中に配布する練習問題に習熟すること。 |
■教科書、参考書 |
教科書 服部延春著 「機械製図 理論と実際」工学図書 津村利光閲序・大西 清著「JISにもとづく機械設計製図便覧」理工学社 参考書 下間頼一・坂口一彦・森 淳暢「大学課程 基礎製図学(改訂2版)」オーム社 網島貞男,下間頼一共著「大学課程 機械設計学(第2版)」オーム社 教材 |
■授業の形式 |
各自用意された課題を実習する。随時演習問題を課し,提出させる。 |
■成績評価の方式 |
出席(60%)と課題・レポート(40%)により,総合的に評価し,60%以上を合格とする。 |
■履修に当たっての留意点 |
出席を毎時間とる。授業は主に農学部情報処理演習室のパソコンを用いて行う。 |