施設園芸学

担当教官(所属、所在)
稲田委久子 (農業生命科学科 植物生産学講座 、2号館2階208 )
嬉野健次 (農業生命科学科  、 )

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科
 植物生産学講座3年次
講座科目
選択
後期2単位

授業の目標
 本講では主に蔬菜花卉園芸作物の施設を利用した生産上の基礎的事項に主眼をおいて概説する。施設栽培の過程で生じるさまざまな問題に対する理解を助け、且つ対応できる能力を持つことを目標とする。

概要と計画
 第 1〜2回 主要参考書の紹介、作型と品種の分化
 第 3〜5回 施設内の気象環境と作物の生育
 第 6〜8回 地下部環境と作物の生育
 第 9〜11回 施設栽培の環境調節(複合環境制御)
 第 12〜15回 特殊な施設・装置の利用(育苗管理、養液栽培、省エネルギー栽培)
 

教室外の学習
・ 講義で紹介する副読本や専門書、専門雑誌などをできるだけ、学習して理解を深める。
・農場実習を受講、あるいは施設栽培農家の生産状況などの見学を通じて理解を深める。

教科書、参考書
 参考書として“施設栽培学”(安井秀夫著、川島書店)を使用する。ほかの参考書は第 1回の講義で紹介するが、一部は図書館に所蔵。

授業の形式
 資料として講義に関連する図表を配布し、板書しつつ、資料を参考に講義を行う。必要に応じて講義に関連する写真を回覧、またはスライドを見せる。

成績評価の方式
 期末試験の成績に出席率を考慮して評価するが、レポ−トにより評価する場合もある。出席率2/3未満の場合は、試験やレポートの成績にかかわらず単位の認定は保留にする。

履修に当たっての留意点
出席は毎時間とる。質問は授業中、そのほかは教官室で受け付ける(水曜15時から1時間)。