獣医ME診断学

担当教官(所属、所在)
安田 準  (獣医学科 臨床獣医学講座、附属動物病院2偕)
佐藤れえ子 (獣医学科 臨床獣医学講座、農学部3号館 )

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科5年次講座科目
必修
後期1単位

授業の目標
 獣医臨床診断におけるME(Medical Electronics, Enginerings)診断とはコンピューター処理された超音波、X線、CT、MRI、内視鏡などのデジタル画像診断と、心電図、筋電図、脳波などの電気生理学的診断とに大別される。本講義ではこのうち超音波・X線CT画像診断法と心電図、心音図検査法とに焦点を絞り、基礎から臨床応用までを学ぶ。




概要と計画
 獣医臨床において実用化されている各種画像診断の中で、超音波・X線CT画像診断の位置づけを概説し、様々な病態時の画像診断法を解説する。また、心電図と心音図の獣医臨床における診断的意義について学習する。

 獣医画像診断学概論と超音波診断法の基礎、超音波検査の消化管、腫瘍病態病態への応用、超音波検査の循環器、泌尿器病態への応用、などを解説する。またX線CTとMRIの基礎、X線CTの臨床診断について解説する。(安田)

また、ホルター心電図、心音図検査法の基礎を解説した後、心電図、心音図の解析方法を学習する(佐藤)

教室外の学習
機会を見つけて臨床例から実際に心電図、心音図をとってみる。


教科書、参考書
参考書に基づいて作成した教材を用いる。


授業の形式
資料およびスライド、ビデオを用いた講義と関連した演習。ME診断技術を用いた臨床例の紹介.


成績評価の方式
出席状況とレポート


履修に当たっての留意点
質問は授業中、詳細については教官室へ。