獣医ウイルス学実習

担当教官(所属、所在)
原澤 亮 (獣医学科 応用獣医学、農学部3号館4階)
平野紀夫 (獣医学科 応用獣医学、農学部3号館4階)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科3年次講座科目
必修
後期1単位

授業の目標
 各自,実習を通して病原体としてのウイルスの性状を理解するとともに,これらの知識と技術によりウイルスに関する診断法,予防法,消毒法等を学習する. 

概要と計画
1.  バイオハザード
2-3.  細胞培養
4.  ウイルスの感染,細胞変性効果の観察
5-6.  ウイルス感染価の測定
7.  封入体の観察
8.  赤血球凝集反応
9.  赤血球凝集阻止反応
10.  ウイルスと消毒薬
11.  ウイルスの免疫学的同定
12.  免疫染色
13.  ウイルス分離法
14-15. ウイルス病診断法
 

教室外の学習
 内外の著名な専門家による講演会等を紹介し参加させる.

教科書、参考書
 教科書 『微生物学実習提要』(丸善)

授業の形式
 実習の準備,実施,使用した器具等の消毒滅菌を班ごとに交代で行う.

成績評価の方式
 毎回の実習で提出するレポート,および小テストにより評価する.

履修に当たっての留意点
 病原体を飛散させたり,実験室外へ漏出させないための手技,方法,考え方を体得するように心がけること.