獣医公衆衛生学実習

担当教官(所属、所在)
津田修治,佐藤 至 (獣医学科 応用獣医学、6号館3階)
品川邦汎,重茂克彦 (獣医学科 応用獣医学、3号館4階)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
獣医学科4年次講座科目
必修
通年2単位

授業の目標
衛生上の指標となる主要な項目について,その意義を理解するとともに検査方法を修得する。

概要と計画
1:数値の取り扱い
2:空気試験法
3:と畜検査の概要
4:と畜検査実習 I
5:と畜検査実習 II
6:水道水の水質検査 I(残留塩素)
7:水道水の水質検査 II(硬度,濁度)
8:水道水の水質検査 III(重金属)
9:水道水の水質検査 IV(塩素イオン)
10:排水等の水質検査 I(大腸菌群)
11:排水等の水質検査 II(SS,透視度,COD)
12:排水等の水質検査 III(溶存酸素)
13:排水等の水質検査 IV(BOD)
14:浄水場見学
15:下水処理場見学
16:牛乳の検査 I(乳脂肪分,乳固形分)
17:牛乳の検査 II(細菌数,乳酸菌数)
18:牛乳の検査 III(酸度,レサズリン試験)
19:牛乳の検査 IV(残留抗菌性物質)
20:食品の検査 I(汚染指標細菌)
21:食品の検査 II(水分活性,亜硝酸)
22:食品の検査 III(揮発性塩基生窒素)
23:食品の検査 IV(油脂の変敗)
24:真菌検査法
25:食中毒菌の検査 I
26:食中毒菌の検査 II
27:食中毒菌の検査 III
28:食中毒欣の検査 IV
29:予  備
30:予  備

教室外の学習
必要な図書を参照してレポートを作成する。

教科書、参考書
実習書を配付する。参考書:衛生試験法注解(金原出版),細菌真菌検査(日本公衆衛生協会),食肉衛生検査マニュアル(中央法規出版)

授業の形式
1班5〜6人での実習及び見学

成績評価の方式
出席状況及びレポート。1/4以上欠席した者には単位を与えない。

履修に当たっての留意点
実験・実習に積極的に参加すること。
化学及び微生物学に関する知識と手技を修得しておくこと。