遺伝学概論

担当教官(所属、所在)
高橋壽太郎 (農業生命科学科 動物科学講座、6号館2階)
高畑 義人 (農業生命科学科 生物機能科学講座、2号館2階)

対象学生 科目の種別 開講学期 単位数
農業生命科学科1年次学科共通科目
必修
前期2単位
獣医学科1年次

農林環境科学科
 リサイクル生物生産工学講座3年次
講座外科目
選択

授業の目標
高校で生物を履修せず入学する学生もいるので、その学生が専門の遺伝育種の講義を理解できるように講義する。

概要と計画
授業の概要
遺伝学全般の理解に不可欠な遺伝学の基礎概念を入門的に講義する。第1回から第7回までは、高畑が担当し、第8回から第14回までは、高橋が担当する。期末試験は、両名が等分に試験問題を出す。下記の授業計画どおりに講義を行う。
授業計画
 第1回 遺伝学発達の歴史
 第2回 メンデルの遺伝法則
 第3回 染色体と遺伝 
 第4回 遺伝子の連鎖
 第5回 遺伝物質としてのDNA(1)
 第6回 遺伝物質としてのDNA(2)
 第7回 遺伝学の利用
 第8回 人類遺伝学(遺伝医学)
 第9回 遺伝性疾患
 第10回 人の染色体と遺伝子地図
 第11回 性に関する遺伝
 第12回 自然に起こる突然変異
 第13回 遺伝子工学を支える技術T
 第14回 遺伝子工学を支える技術U
 第15回 期末試験

教室外の学習
配布プリントと参考書による予習と復習。

教科書、参考書
テキストなし。参考書は、山口彦之:遺伝学(裳華棒房)(高畑)。参考書は、今泉洋子:人間の遺伝学入門(培風館)(高橋)。

授業の形式
独自に作成したプリントを用いる。時にOHPを使用する。
時々小テストを行う。

成績評価の方式
学期末のペーパーテストで評価する。授業への出席率も考慮する。

履修に当たっての留意点
高校で生物を履修していなかった者は、必ず適当な参考書によって「遺伝学」の予習をしておくこと。出席は毎回取る。教育学部の学生も受講出来ます。オフィスアワー:高橋(水曜日・15時−T7時・6号館2階207号室), 高畑(火曜日・12時−13時・2号館2階植物育種学教授室)。